エステティックは老化予防管理が基本(エステ・フェイシャル基本理論)
エステティックに携わって45年、エステ伝道師 清水收一が伝える<本物のエステティックを知って欲しい>
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エステティックは老化予防管理が基本(エステ・フェイシャル基本理論)
一般にエステティックはコンプレックス産業で、トラブルを改善するためにサロンに通うものだと今でも思っている方がいるようです。
しかし、本来のエステティックは・・・
「時を超えて、老化予防管理して行くのがエステティック!」
1回の施術効果も大切ですが、1週間・1か月・3か月、更に四季に合わせて、そして半年・1年と期間を重ね、その時の体調・肌調そして生活環境を鑑みて施術が行われ、長期でケアして行くのが本来のエステティックです。
1946年第1回CIDESCO大会がベルギー・ブリュッセルで開催
その中で話された美容理論。
フェイシャルケアに関しての5つの基本理論をお話致します。
その一つ・・・
今回は皮膚の老化を例にとって、お話したいと思います。
四季のある日本では・・・?
春~夏 草花は芽を吹き、花を咲かせ、実を付けます。
秋~冬 秋には草花は水分の蒸散を防ぐ為葉を落とし、冬への準備に入ります。
これは地上に届く赤外線の残存量に左右されます。
人間も同じです。
春から夏にかけて基礎代謝は上がり、多くの機能は活発化します。
汗も良くかき、皮脂分泌は旺盛になり、ニキビや吹き出物が多く見られるのもこの時期です。
夏を過ぎると代謝も落ちてきて、秋~冬に向かうと血行や皮脂分泌も低下し、肌も乾燥して来ます。
体温の低下を少しでも抑えるために毛細血管は収縮し、酸素や栄養分が基底層に届き難くなります。
そして年齢が一才年を取ると共に、肌も一才年を取るのです。
しかし、この秋から冬の期間を良い環境で管理し過ごすことが出来れば、肌は0.5歳の年の取り方が可能です。
そうすれば10歳年を取っても、肌年齢は5歳若くいることが出来る訳です。
老化予防管理技術
これが「エステティックは老化予防管理技術」と言われる所以です。
肌に関して言えば、毎日のケア、皮膚のターンオーバーを見据えての1週間、1か月のケア、そして季節を通しての一年のスパンで考える年間ケア。
これを繰り返し、年齢と共に対応して行く「Soin(ソワン)」となる訳です。
又、年を重ねて行くと胸やお尻が下がって来ます
これを早い時期から筋肉や姿勢にアプローチし、少しでもシルエットの崩れを予防して行くのも老化予防管理技術です。
オートクチュール・ケア
一人一人に生活パターンがあるように、お肌の手入れやボディケアもその人一人一人にオートクチュールなお手入れ方法が存在します。
これを踏まえて向き合う美容方法が「本来のエステティック」であり、だからこそ「カウンセリング」が大切になって来るのです。
まとめ
老化によっておこる様々な体の変化を少しでも遅らせ、常に若々しい心と身体を維持して行くのが
本来のエステティックのテーマであり、長期展望でケアを組み立てていく事が大切です。
だからエステティックは『老化予防管理技術』なのです。
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1982年、エステティックサロンのプロデュースとコンサルティング、商品の提供などを主な業務とするエステティック総合商社・株式会社サンクを設立。
『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』を合言葉に、エステティックの正しい理論や新しい技術の普及に努めると共に、オーナーのヴィジョン『夢』とサロンの魅力が詰まったオンリーワンサロン作りを目指し、エステサロンの企画から経営までトータルでサポートしています。
主な著書:最新レジャー産業開発・経営モデルプラン、女性向け・新レジャー事業(綜合ユニコム)、SOINESTHE、ESTHE NET(新美容出版)
ビューティーソムリエールエステティック理論編(サンク)
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