エステサロン開業・経営への成功は人材次第

エステティックサロンは店長ビジネスと言われ、エステティックサロンの成功はエステティシャンや店長次第だと一般的には思われています。

そこで今回は、働くエステティシャン・店長の資質にスポットを当ててみましょう。

そして、悩めるオーナーエステティシャン方の参考にもなればと考えています。

 

エステティックに携わって40年、エステ伝道師 清水收一が伝える<本物のエステティックを知って欲しい>

Contents

 エステサロン開業・経営への成功は人材次第

エステティシャンの資質って?

その前に・・・

お客様に信頼されるエステティシャンって?

サロンオーナーや同僚達からも頼られるエステティシャン像って・・・

一人でサロンを運営しているオーナーエステティシャンに必要なことは・・・

少し気になるエステティシャン像

少し気になるエステティシャンタイプを、思い付くまま書いてみました。

・良く言われる話で、技術好きなエステティシャンは販売が苦手。

チケットや店販化粧品を売ることを意外と嫌がる。

 

・勉強好きで色々な講習に積極的に参加するが、それが集客や固定客作りに

あまり反映されず、むしろエステサロンのコンセプトや特徴が何だか分かり難く

なってしまっている。

講習会に行っていないと不安になるから、定休日はいつもセミナー通い。

エステティックセミナー風景

サンク講習会~フランスParisからジャン・フランソワ・トラマー氏来日

・私は女性を美しくすることで、ご自分に自信を持たせてあげたい。

エステという仕事は一生をかけた最高の仕事だと思う・・・と熱く語る。

・・・その通りです・・・私も同感です。

でも、その割に年数を重ねても、固定客は溜まっておらず、いつも経営的に

厳しい状況を抱えている。

 

・常に最新の告知情報や集客サイトを用いて新客は集めるのだが、継続率が

低くリピーターが少ない。

手技を学ぶより、業界広告誌などに掲載される「集客率NO.1」・「リピー率

99%」などのキャプションの付いた機器をすぐに購入したがる。

「エステだってビジネスよ・・・」が口癖。

 

・言葉遣いや接客も巧みで、サービス業としてのサロンオペレーションが確実

出来ている。

お客様をとても大切に扱っている。

それなのに次予約が取れず、キャンセルも多い。

少し、お客様主導型のサロン運営が目に付く。

技術者としての主張は無いのだろうかと疑問が残る・・・!

 

・オーナーエステティシャンとして永年エステサロン経営している。

中心的なお客様はオーナー関連のお客様が殆どだが、スタッフに上手に移行で

きない。

何の為にスタッフを雇っているのか分からないと、いつも愚痴っている。

スタッフの入れ替わりが激しい。

 

・生理解剖などの基本理論をしっかりと学び、いつも最新の医学理論や治療理論に目を向けている。

エステをビューティーと捉えることに少し抵抗が有り、自分をエステティシャンと呼ぶよりは、セラピストと告 げたい。

 

・・・さてさて、ご自分にも、周りにも思い当たることはありませんか・・・

オーナーエステティシャンと、雇われエステティシャン

経営者として、一人のエステティシャンとして、それぞれ置かれる立場によって求められる資質は違ってきます。

例えば・・・

〇オーナーエステティシャンとして、一人でエステサロンを経営している方の

必要とされる資質?

〇スタッフを抱え、ご自分もエステティシャンとして現場で施術にも携わっ

ている方の大切な事とは?

〇経営者から見て、エステティシャンに今求めている資質は?

〇店長、マネージャーといった、管理職という立場を兼務しているエステティシャンが必要とされている資質って?

〇欧米などに多く見られる中規模サロン(総スタッフが5名以上)で、レセプションニストと技術者がハッキリと分業の形 をとっているサロンに於ける、それぞれの求められる資質の違い?

〇理美容室との併設店に於ける、エステスタッフ又はエステ部門チーフに必要なことは?

 

置かれた立場や仕事の優先度、そしてエステサロンの形態や規模によっても違ってきます。

 

 フランスの中規模エステサロン例 

 

今回は、フランスでの「一般サロンのオペレーション例」を通して、成功につながるセクションの資質についてヒントに成ればと思います。

フランス・パリのエステティックサロン

1986年当時のParisのサントノーレ通りに面したCARITAエステティックサロン

一般的にフランスのサロンは通りに面した路面店が多く、一階に受付レセプションとカウンセリングコーナーが有り、ホームケア化粧品が多数陳列されています。

地下には施術キャビンが複数有り(昔の酒蔵を改装)、個室キャビン内にお着替えスペースと簡単なメイクブースも備えています。

日本と違いフランスのエステサロンは、施術売上が総売上の30~40%、商品販売が60~70%と日本とは真逆な売上構成比率が一般的です。

レセプショニストとは・・

日本では馴染みのな少ない名称ですが、いわゆるフロント受付業務を中心とした職種です。

顧客管理業務を主に、サロンの売上管理及び売上アップの為のキャンペーン企画立案や

広告宣伝、そして人事管理まで担当します。

フランスやアメリカではレセプショニストが集客の責務を担い、新規オープンなどの際は

レセプショニストの獲得がかなり重要視されています。

 

—–お客様が事前に予約を入れて来店されます—-

 

最初に応対するのは「レセプショニスト」勿論、C.A.P.やB.T.Sなどの有資格者です。

先ずは、彼女らがお客様に問診します。

来店動機、目的そして今までのエステサロン利用履歴や過去の施術経験など。

又、生活習慣や生活環境、食事・睡眠など我が国でもエステティシャンが問診している内容とほぼ同レベルの事をレセプショニストが聞き、これから行うサロンメニューを選択し、トリートメント内容を説明提案致します。

お客様からの同意が得られたら担当のエステティシャンを呼び、お客様に紹介し自分の見解での施術を指示します。

エステティシャンは・・・

担当となったエステティシャンが、お部屋へご案内致します

 

お客様はガウンに着替えて頂き、エステティシャンも出迎えた時に羽織っていた上着を脱ぎ、施術着に成ります。

そこで最初に「ウエルカムマッサージ」を施します。

これは化粧品など何も使用せずドライハンドマッサージでサロンに来るまでの疲れを緩和し、施術前の気持ちを落ち着かせます。

そして、フェイシャルケアでしたらクレンジングを行い、その後エステティシャンによる問診・視診・触診が始まります。

再カウンセリング

ここで先ほどのレセプショニストが判断した内容と違う見解や方向性が出た場合は、お客様にご説明しトリートメント内容を変更する場合もあります。

肌の状況やトラブルに関して、常に一緒に共有する

——そして施術が始まります——-

パリのエステサロンでのフェイシャルトリートメント風景

ParisのサロンでのFマッサージ( モデルはサンクの初代インストラクター)

 

日本と違い、お客様を寝かせるといったテーマはマスク(パック)のタイミングまでは全く考えず、むしろ肌質や肌調トラブル内容をお客様と確認・共有しながら進んで行きます
フランスのエステティックサロンでのフェイシャルトリートメント風景

フランスのエステティックサロンでの施術シーン

終盤のマスク中に担当エステティシャンは、施術カルテに今日の施術内容・経緯状況を記録、更に今後の施術方向及び次回の希望来店タイミングとホームケアアドバイス、当然ホームケア化粧品の提案も記載されます。

お着替え・メイクが終わったお客様を施術担当したエステティシャンが上着を着てフロントにご案内し、最初に対応したレセプショニストに技術者の見解を添えた施術カルテを渡します。

 アフターカウンセリング&クロージング

レセプショニストは施術担当したエステティシャンの見解をお客様に伝え、次回の来店予約、内容、そして自宅でのホームケアなどを提案します。

そして、最後にお客様の施術感想や希望事項、又、次回の施術も今回と同じエステティシャンで良いかの確認もとります。

ここでお客様は、施術者に渡して下さいとチップを出します。

一般的には施術料金の10%、気に入ったと思えば少し多めに渡します。

これは技術者の収入に成ります。

 

これがフランスでの一般的な中規模サロンのオペレーションです。

1人のお客様に最低2人のスタッフが対応!

ここで注目して頂きたいのは、一人のお客様に必ず2名のスタッフが関り、運営されているということです。

 

これによりお客様がエステティシャン個人に付くことを予防し又、エステティシャンとの相性が悪くてお店に来なくなってしまうことを防ぐことも出来ます。

 

レセプショニストとエステティシャンの役割分担を分けることで、苦手な事・得意な事を良い形で運営に生かしているのです。

例えば、技術は上手だが話下手なエステティシャンをレセプショニストがカバーし、苦手な営業も担ってくれます。

コミュニケーションの得意なレセプショニストですが、技術者の心を込めた手技のスキンシップは出来ません。

この二つの必要とする資質は大きく違っています。
このフランスでのサロンビジネスに対する考え方が、「エステサロンの成功は人材次第というけれど」の答えです。

まとめ

エステティシャンに必要な資質、成功するオーナーエステティシャンの必要とされる資質を探るというテーマで

個人の資質を検証しながら、実際はサロンビジネスの成功要因を角度を変えてお伝えしました。

幾つかの事例を通して、大事なポイントがご理解頂けましたでしょうか・・・

実際にはスタッフ教育と、オペレーションシステムの中に落とし込んで行くことが勿論重要です。

更に具体的にお知りに成りたい方は、下記までお問合せ下さい。

エステティック総合商社 株式会社サンク
         代表取締役会長 清水收一

〒168-0082 東京都杉並区久我山4-12-10 倉本ビル2F

TEL03-3332-1990  FAX03-3332-2039
https://cinq.jp  Mail:esthe@cinq.jp

 

 

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