コロナウイルス感染対策、エステサロン再開事例
エステティックに携わって40年、エステ伝道師 清水收一が伝える<本物のエステティックを知って欲しい>
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コロナウイルス感染対策、エ ステサロン再開事例
10月1日、「緊急事態宣言」「蔓延防止法」が全国レベルで解除されました。
又、ワクチンの2度目の接種状況も全国で50%を超えて来ました。
しかし、感染の脅威がなくなったわけではなく、これから起こるだろう第6次感染予測の中で、新たな感染対策と経済活動の両立が求められています。
「コロナ渦中で、エステティックサロンではどのような対策を行っているのか?」
弊社(株)サンクがお取り引き頂いているサロン様にインタビューをしてみましたので、その内容を掲載させて頂きます。
サロンでのコロナ対策の参考にして頂けたら幸いです♪
サロンA様:愛知県 オーナー兼エステティシャン・スタッフ在中
ご来店頂いた際に、お茶と一緒に除菌シートをお渡ししています。予約は被らせて取らず、完全に1人ずつ間を空けています。
入口は鍵を閉めるので、部屋のドアを少し開け、さらに換気扇と業務用扇風機で換気しています。
お客様1人毎に、サロンの換気と備品の消毒を徹底しています。
早い段階から消毒など徹底し、アピールしてきたので、「ここはちゃんとしてるから大丈夫」と言って頂けてます。
今後、サロンを応援してくれるファンのお客様をぐっと固めるために、コロナの際に感じたお客様への感謝の思いなどを書いた手紙と一緒に、お客様お一人ずつに合わせた商品をお渡しする企画を予定しています。
今は、みんな大変な時期なので、与える側に回ろうと思います。
サロンB様:山梨県 オーナー兼エステティシャン・スタッフ在中
感染された方が来られたり、私たちが感染してるかもと想定し、感染を広げないために1人の方が終わったら次の方が入店されるよう予約を調整しています。予約が取りづらくなりますが、当分はそれで続けようと思います。
マスクを極力して頂けるメニューを受ける方には、マスク着用のまま施術しています。私達もフェイスシールドなどをした方がいいのでしょうが、ちょっと威圧感とお客様を保菌者扱いしているようで嫌なので、メガネや伊達眼鏡で対応しています。
あと、情報誌への掲載も取り止めています。紹介やホームページでチラホラいらして下さっています。
店内キャンペーンも、お客様が100%戻っていないので、今はやっていません。
・・・そろそろ、掲載とキャンペーンは始めようかと思っているところです。
サロンC様:東京都 美容室エステ
休業要請の間はお休みをしていましたが、宣言解除後に関しては、営業時間を多少短縮し内容などは変更なく営業しています。
次亜塩素酸やアルコール消毒、マスクの着用、手洗いなどインスタでのご案内を続けています。
また、お客様へのアドバイスを『清水会長のブログ』で学んだ知識から行っています。
サロンD様:東京都 オーナー兼エステティシャン
まだカタチにはなっていないのですが、今後はオンラインで決済できるように整備し、
お化粧品の販売に力を入れていきたいと準備をしています。
サロンE様:愛知県 オーナー兼エステティシャン
今まで以上に衛生管理を徹底していますが、特にコレといったことはやっていません。メニューも今までと変わらずやっています。
でも、アフターコロナとして、テレワークや自粛生活で酷使した目元や肩などの特別マッサージメニューを考え中です。
サロンF様:東京都 オーナー兼エステティシャン
営業を再開し、今後の予約について、メッセージをお客様に送っています。
- ワクチン接種が二度目まで終わったことをアピールしています。
- 1日の施術人数を2~3名とさせて頂きます。
- 施術間隔を1時間以上あけ、十分な換気と部屋の中のあらゆる物を除菌します。
- 来店時は、玄関先での手指消毒に加え、おでこでの検温をお願いします。(スタッフも毎日検温してます)
- 施術、お茶を飲む時以外は、常時マスクの着用をお願いします。(スタッフは常にマスク着用)
- 施術中は、ソーシャルディスタンスが保てないため、下記にご協力をお願いします。
①フェイシャル時、デコルテ・手足のマッサージなどお顔に触れない施術の間は、マスクをして頂きま す。※マスクはお店で用意
②お顔に触れる施術中はお休み下さい。お互いにお喋りしたいですが、しばらく我慢(笑)
③ボディマッサージ時は、仰向けになったらマスクをお願いします。
といった内容を告知し、実施しています。
多少喋るのは仕方ないので、私はマスクを二重にして施術しています。あと、パック中は、お客様の口元にふんわり不織布を置いたりしています。それと、トイレのタオルをペーパータオルに変え、あらゆる所に除菌ジェルとスプレーを設置しています。
窓は常に開けておき、朝ハイターで玄関の床と家中のドアノブを拭いてます。
サロンG様:山梨県 オーナー兼エステティシャン
5月中はフェイシャルメニューはお休みしました。6月に入ってからは、フェイスシールドを使い対応しています。
うちは、私ひとりの個人サロンなので完全予約制でやっています。入口の消毒、窓を開けて扇風機を付けて換気しながら施術、
使い捨て出来るモノはシーツとかも使い捨てにしています。紫外線消毒器をいつもよりフル活動しています。
あと、予約の間隔を空けて、消毒・換気に気を付けています。
スチーマーはしばらく使用中止にしています。代わりにレンジでチンするフェイス用スチームパットでお顔を温めています。
サロンH様:山梨県 美容室併設エステサロン
ドアや窓など開けて、風通しを良くしています。何箇所かにアルコール剤を置いています。マスクは常に着用しています。
使用する物の消毒・拭き取りを徹底しています。おもてなしの飲み物は出さず、ペットボトルの飲料水をお渡ししています。
常に1対1で、人の出入りもないので安心感があるのでしょうか、フェイスシールドもお客様は使わなくていいと言われます。
別フロアの美容室では、お客様にも常時マスクを着用してもらっているようです。
こんな時、店内をキレイにしていないとお客様の目が厳しいかと・・・。
そこで、常に意識して消毒液で拭いているところを目の前で見せることで安心するかなぁとやっています。
サロンI様:東京都 オーナー兼エステティシャン
メニューは変わらず、フェイシャルもやっています。コロナ対策としては、
①お客様が来店時にすぐに手指消毒できるように入口に消毒液を設置
②施術者ら終日マスク着用
③ドレッサー、トイレに消毒液を設置
④次のお客様との時間を空け、入口とドアを開放して換気する時間をとる。
また、その間は、通常の清掃に加えて、ドアノブなどお客様が触れる箇所をアルコール消毒
⑤施術者は毎日検温し、休みの日でもリスクのある場所へは行かず、予防を徹底し健康管理に努める
個人サロンなので、他のお客様と重なることがなく安心できると言って頂けます。まずは、お客様の安心安全を優先しています。
まだ、ご来店を自粛されているお客様もおり、お化粧品だけご希望でお送りしているのですが、ご来店されるのはいつ頃になるか…
このまま化粧品だけのお付き合いになるのか不安はあります。
お答え頂きましたサロン様、有難う御座いました。
地域やサロン様の規模やメニュー構成によって、事情は違うと思いますが、今後の対策の参考にして頂けたら幸いです。
『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』
皆さん、新型コロナウイルスに打ち勝ちましょう!!
まとめ
「コロナ渦中でエステティックサロンではどのような対策を行っているのか?」
弊社(株)サンクがお取り引き頂いているサロン様にインタビューをしてみましたので、その内容を掲載させて頂きました。
地域やサロン様の規模やメニュー構成によって、事情は違うと思いますが、今後の対策の参考にして頂けたら幸いです。
ご不明な点やご相談は、いつでもサンクまでお問合せ下さい。
1982年、エステティックサロンのプロデュースとコンサルティング、商品の提供などを主な業務とするエステティック総合商社・株式会社サンクを設立。
『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』を合言葉に、エステティックの正しい理論や新しい技術の普及に努めると共に、オーナーのヴィジョン『夢』とサロンの魅力が詰まったオンリーワンサロン作りを目指し、エステサロンの企画から経営までトータルでサポートしています。
主な著書:最新レジャー産業開発・経営モデルプラン、女性向け・新レジャー事業(綜合ユニコム)、SOINESTHE、ESTHE NET(新美容出版)
ビューティーソムリエールエステティック理論編(サンク)
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