エステサロン開業 事業計画の立て方‥まずは「目的」

パソコンで事業計画を作成している。エステティックに携わって40年、エステ伝道師 清水收一が伝える<本物のエステティックを知って欲しい> 

エステサロン開業 事業計画の立て方‥まずは「目的」

 私の会社に「エステサロンをオープンしたいのですが、どんな手順で進めたら良いのか相談に乗って下さい」とご連絡を頂くことがよくあります。

 

又、時には「人通りがすごくある所に空き物件を見つけたのですが、エステサロンがいいんじゃないかと思って・・・相談に乗って欲しいのですが・・」

 

「永年エステティシャンとして働いて来たのですが、思い切って独立しようと考えています。やり方も分からないので、物件探しから手伝って頂けますか・・」

 

色々なケースの方々がこの37年間、お見え頂きました。

 

そんな方々に私が必ず最初に話すことが有ります。

 

『先ず、どんなサロンにしたいのか紙に書いて下さい。

 箇条書きでも構わないので、言葉にして書き出して見て下さい』

 

全てはここから始まります。

エステサロンの施術ルーム写真

ロート製薬(株)スキンケアサロン「エピステーム」(サンク施工管理)

これから年月をかけてサロンを経営して行く。

5年先、きっと口にする言葉は「他店との差別化が大事ですね

 

その差別化を今、最初にやっておかなければいけないのです。

事業目的

それをコンセプトという人もいますが、そういう事ではなく「サロンを何故始めるのか?」「どうしてエステサロンというビジネスを選んだのか?」オーナーの思いが先ずとても大切な要因であり、事業としての『目的を明確にすることがこれからの事業プランの作成に不可欠であり、内容が左右されて来るのです。

個々の思いの違い、これこそ差別化なのです。

継続こそ力

事業ですから収益や拡大という目標は有るでしょうが、一番重要なのは「継続こそ力なり」です。

そして、継続発展して行くためには「お客様に認められ、評価される内容が存在しないと続いて行かないと私は考えています。

 

その為にも最初に「どのようなエステティックサロンを作りたいのか、お客様に何を提供したいのか、どんな夢を発信したいのか・・」

これらを書き出すことから始めます。

 

これがサロンや会社の理念と成り、その思いはスタッフにも受け継がれて行かなくてはなりません。

 

そしてオーナーの夢の詰まったオンリーワンサロンがそこから誕生して来るのです。

 

その為の立地条件・物件探しから始まります。

内装を検討している写真

立地条件・物件

例えば、お客様にゆったりと過ごして頂く、非日常性を味わって頂き定期的に美のメンテナンスとして永く通って頂けるサロンを目的と考えたら、人通りのある駅前や雑踏感の漂う商業ビルでの選択はありえないと思います。

当然お客様を同時に多く入店させることも目的からは外れて来ますので、個室空間作りや施術後のくつろぎスペースなどを踏まえると物件の形態も違ってきます。

そして、こういったサロンの集客方法は大量の広告展開に頼ることは目的と違ってきてしまう場合があるので、損益分岐に到達するのに少し時間がかかると想定し、少しでも賃料の安い物件を探さなければならないと考えます。

マネージメントサークル

目的』を立て、それをいつまでに、どのような形でと『目標』を具体的に数字にして、そして内装・メニュー・価格・オペレーションなど具体的な『対策』を計画し『効果』『効率』へと推移して行きます。

 

これを全て数値で明記し、可能性を探っていくのが事業計画の立案です。

 

今回はこの流れの『目的』に関しての大切さをお伝えいたしました。

 

弊社(株)サンクのホームページに、この事業計画のサンプルとシミュレーションを掲載していますのでご参考までにご覧下さい。

まとめ

エステサロンの事業計画を立てる上で最初に一番大切なことは、「何のためにエステサロンを開くのか?」「どのようなサロンにしたいのか?」「何を一番優先に考えているのか?」など『目的』を明確にさせ、それが企業理念としてスタッフにも受け継がれなければなりません。

永く継続する為には『サロンオーナーの思いと夢の詰まったサロン』を何度も繰り返し確認しながら事業計画を立てて行くことが重要です。

40年間の数多い経験をお話致します~ご興味のある方は下記までご連絡下さい。

エステティック総合商社 株式会社サンク
         代表取締役会長 清水收一

1982年、エステティックサロンのプロデュースとコンサルティング、商品の提供などを主な業務とするエステティック総合商社・株式会社サンクを設立。

『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』を合言葉に、エステティックの正しい理論や新しい技術の普及に努めると共に、オーナーのヴィジョン『夢』とサロンの魅力が詰まったオンリーワンサロン作りを目指し、エステサロンの企画から経営までトータルでサポートしています。

主な著書:最新レジャー産業開発・経営モデルプラン、女性向け・新レジャー事業(綜合ユニコム)、SOINESTHE、ESTHE NET(新美容出版)

ビューティーソムリエールエステティック理論編(サンク)

〒168-0082 東京都杉並区久我山4-12-10 倉本ビル2F

TEL03-3332-1990  FAX03-3332-2039
https://cinq.jp  Mail:esthe@cinq.jp

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