エステティックに携わって45年、エステ伝道師　清水收一が伝える＜本物のエステティックを知って欲しい＞

エステティシャン仕事の悩みと継続性

 

最近、何気なく開けたSNSのエステ検索で、「Yahoo！知恵袋」や「教えて!goo」などを見ると面白い質問や気になる相談を目にしました。

そして、その回答欄を見ると、本当にびっくりするような答えに驚かされます。

勿論プロから見て正しい答え、とても良い答え方をしていると感じるものも有りますが、中には狭い知識での間違い回答や、これは業者の営業なんじゃないかと勘繰る答えも有ります。

 

そこで気になった質問が有ったので、今回はそれをお話したいと思います。

 

質問Aさん：「エステサロンのエステティシャンって、長く続けられる職業じゃないのでは?

体力的にキツイというのは別としても、見た目（スタイル・お肌）をキレイに保っていないと説得力がないですよね?

年齢の割に肌もスベスベでキレイ、スタイルも良いというのをキープしていないと、定年(60歳?)まで働けないんじゃない?

エステサロンって、入れ替わりの激しい職場なのかしら?

それとも40歳ぐらいになったら現場でなく、別の部署へ移動となるのですか?

それとも辞めるように仕向けられるとか、あるのでしょうか?」

 

日頃見ている年配のエステティシャンの容姿に、気になる方がいるのかな・・

エステサロンに通われるお客様が、こんなことを考えているとは思いませんでした。

それとも、エステティシャンに成ろうと考えている方の持つ疑問なのでしょうか?

 

 

皆さんは、どのように答えますか?

 

アンダーラインの処が気に成ります。

 

私の回答：エステティシャンは長く続ければ続けるほど、やりがいとお客様からの信頼が得られる素敵な職業だと思います。

見た目をキレイに保っていないと説得力がないに関しては、一理あると思いますが全てではないです。

寧ろ、エステティシャン自身が努力しているという事が大切で、「見た目ではない!」

 

エステティシャン自身のビフォーアフター

エステティシャンは、自分の肌の管理を正しく継続的に行っていることで、お手本としての状態をお客様に提示できる事が大切です。

過去にご自分が抱えていたトラブルを良い状態に改善している道のりが、充分な説得力に成ります。

 

それこそ、ご自分自身のビフォーアフターの体験が話せる訳ですから。

 

誰もが避けられない老化化から来るスタイルの崩れや肌の衰えを、エステティシャンは施術や自分自身の日常管理とホームケアで、キチンとケアしている経験をお話しする。

リアルな体験談こそお客様に信頼される要因。

結果ではなく、経緯が大切です。

 

充分、定年過ぎまで働けます。

 

 

スタッフの多い所や多店舗展開しているサロンでは、オペレーション上による適材適所での配置転換はありますし、経験を重ねることで後輩の育成指導やマネージメントへの関りが増える部署への変更は起こって来るとは思います。

 

ご自分がオーナーエシテティシャンの方は、「生涯現役」と考えている方は多いと思います。

そして、後継ぎとしての娘さんやお弟子さんを育て、サロンに永く通って来て頂いているお客様を10年・20年と継続してケアして行くことを喜びとしていらっしゃいます。

 

ご自分の「美と健康」の施術経験と知識をお客様に施し、苦しさや悲しさを共有して、長くお客様と関わっていくことがエステティシャンとしての理想の姿だと考えます。

 

そして、技術の熟練と経験知識の積み重ねがお客様に幸せをもたらせ、その喜びを感じることが出来る素敵な仕事がエステティックだと思います。

 

『コロナ禍』だからこそ今、エステティックが求められているのではないでしょうか！

 

まとめ

たまたま見つけた「Yahoo!知恵袋」「教えて!goo」の中にあった質問の「エステティシャンは、長く続けられる職業ではないのでは?」がとても気に成り、質問者の疑問に答えたく、むきに成ってこのブログを書いてしまいました(笑)

本場フランスでは、経験を積み重ねたベテランの高齢（?)エステティシャンが今でも多く現役で働いています。

彼女たちはエステティシャンとして身体を動かして働いているからこそ、自分も若くいられると名言しています。

経験と信頼を積み重ねたエステティシャンの層の厚さが羨ましいです。

長く続けられる職業<エステティシャン>に付いて、ご質問のある方は下記までお問合せ下さい。