フェイシャルエステ 老化とは

顔の老化現象

エステティックに携わって40年、エステ伝道師 清水收一が伝える<本物のエステティックを知って欲しい>

フェイシャルエステ 老化とは

 

老化とは

人はオギャアと誕生した時から、『老化』は始まります。

そして、肌は25をピークに徐々に衰えていきます。

老化した肌には「くすみ」や「シワ」「シミ」「毛穴の開き」などが目立ち、また身体と同様にフェイスラインの崩れも起こって来ます。

このような変化は表皮から進行し、やがては真皮にまで及びます。

 

基本的な原因は『加齢』から来る皮膚の老化が大きく関係して来ますが、

肌老化を進行させる原因としては、それ以外にも日頃の日常生活の中に多く存在します。

ですから、ライフスタイルや習慣を見直し日々の正しいスキンケアとエイジングケアによって、実年齢よりも若い年齢肌を維持することは出来ます

 

人間に寿命が有るように、表皮の基底細胞もテロメア(染色体の遺伝子配列に関わる部分)と呼ばれる細胞によって寿命が決定づけられます。

新しい細胞は20歳までは増殖し、その後は徐々に減少して行きます。

減少するスピードが肌の老化と比例していきます

基底細胞の分裂回数は約60回と言われています。

皮脂膜が破壊されるイメージ

皮脂膜が作れない。

 

皮膚表面、見た目の変化

皮脂腺や汗腺の機能が低下すると皮脂膜が作られにくくなります。

また、皮膚が下垂してシワやシミ、毛孔が目立ってきます。

 

表皮に起こる変化

基底層の波型(凸凹)が扁平化して、真皮乳頭層の毛細血管からの栄養分の運搬作用、老廃物の排泄作用が衰えます。

そのため基底層の細胞の賦活力が低下し、各層の細胞は委縮して皮膚のターンオーバーが遅れます

NMF、細胞間脂質、皮脂膜の減少で皮膚は乾燥しやすく、肌は肥厚していきます。

真皮に起こる変化

毛細血管の萎縮、線維芽細胞の衰え、基質の減少による保水力の低下から、肌はくすみ乾燥しやすくなります。

また、コラーゲンの架橋結合が必要以上に増えて張りや柔軟性を失い、エラスチンの変性により弾力性、伸縮性を失います

老化肌

老化減退した肌

 

老化現象をおこす誘引因子

  • 加齢に伴う「自然老化
  • 紫外線による「光老化(フォトエイジング)」
  • 活性酸素による「酸化
  • AGEs、による「糖化

 

その他の因子

  • 内的因子

ホルモンのアンバランス、免疫力の低下、遺伝

  • 外的因子

外部環境(空気汚染・湿度)、不規則な生活、栄養バランス、運送不足

精神的ストレス

 

上記の条件が影響して、人それぞれに老化速度は違いますが、しかし確実に進行して行きます。

 

老化予防ケア

老化予防管理

エステティックは美容の観点から、老化を緩やかに遅らせる為のメンテナンスという考え方が基本であり、その為の老化予防管理技術が『エステティック』という事をしっかりと理解して頂きたいと思います。

まとめ

エステティック定義:「より健康で、より美しくある為の医学・科学の理論に基づいた、コアフュール(頭髪造形)を除く、全身性の積極的な美容手当」(老化予防管理技術)

誰もが避けられない「老化」を緩やかにさせる積極的な管理技術であり、美のメンテナンスがエステティックのテーマです。

何かご質問のある方は、下記までお問合せ下さい。

エステティック総合商社 株式会社サンク
         代表取締役会長 清水收一

1982年、エステティックサロンのプロデュースとコンサルティング、商品の提供などを主な業務とするエステティック総合商社・株式会社サンクを設立。

『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』を合言葉に、エステティックの正しい理論や新しい技術の普及に努めると共に、オーナーのヴィジョン『夢』とサロンの魅力が詰まったオンリーワンサロン作りを目指し、エステサロンの企画から経営までトータルでサポートしています。

主な著書:最新レジャー産業開発・経営モデルプラン、女性向け・新レジャー事業(綜合ユニコム)、SOINESTHE、ESTHE NET(新美容出版)

ビューティーソムリエールエステティック理論編(サンク)

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