エステサロンクレジットカード決済・キャッシュレス時代到来?
エステティックに携わって40年、エステ伝道師 清水收一が伝える<本物のエステティックを知って欲しい>
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エステサロンクレジットカード決済・キャッシュレス時代到来?
クレジットカードに電子マネー、デビットカード、最近ではそれらの機能をスマートフォンで行うQR決済と、紙幣や硬貨など現金を使用しない「キャッシュレス決済」への移行の動きが活発化してきています。
その要因は、消費税増税に伴う消費離れを防ぐため、キャッシュレス決済をした際に5%のポイント還元する制度の導入を政府が行ったことと、参入各社が「お得感」を発信したキャンペーンによる効果が大きいと思います。
現金主義の日本人とはいえ、今後キャッシュレス決済の利用者が増加して行くことは間違いないと考えます。
キャッシュレス・ビジョン
経済産業省は2025年までに、紙幣・硬貨を使わないキャッシュレス決済を、現状の2割から倍の4割まで引き上げる「キャッシュレス・ビジョン」を打ち出しています。
クレジットカード
日本人が使い慣れていて、尚且つ高額な施術や化粧品の購入に最適なもの、それはクレジットカードです。
「このメニューを受けたいけど、今は手持ちがない」
「この化粧品を買って帰りたいけど、お金をおろして来なかった」
そんな時、クレジットが使えるサロンでしたら、折角の販売機会を逃さなくて済みます。
しかし、エステティックサロンでは2000年頃を皮切りに、消費者センターに持ち込まれる苦情の多くが、サロンで販売した前受けチケットのキャンセルトラブルで、そこに連動してクレジット決済された支払いがクレジット会社において回収不良を多くお越し、クレジット会社としても、役務を主体としたエステサロンでのクレジット取引を取りやめて行く傾向が始まりました。
そんな訳で、今まで使用出来たカードもクレジット会社が契約更新しないという方針を決め、多くのサロンが使用できなくなっております。
しかし、最近は海外決済を使ったクレジット代行業者も増え、エステサロンの回数券などにも対応できるようになって来ました。
[エステサロンでの回数券などにも対応可能な、クレジット決済業者の一例]
社名 | HPアドレス |
---|---|
Square | https://squareup.com/jp/ja |
ビューティーガレージ | https://www.saloncard.jp/ |
マックスコネクト | https://maxconnect.co.jp/ |
グローバルペイメント | https://www.globalpayment.co.jp/ |
ペイジェント | https://www.paygent.co.jp/ |
<業者を選ぶポイント>
・初期設備費用(端末費用など)や月額費用。
・決済時にかかる手数料及び接続費用。
・振り込み回数。
*業者によって回数券の金額や期間に規定があるので、そこは要注意。
*過去に代行業者の倒産で、回収できなかったことも有るので、企業の見定
めは慎重に。
電子マネー
あらかじめ現金をチャージ(入金)しておくことで、現金を持たずに買い物
が出来る電子マネー。
交通系電子マネーSuicaの登場で広く普及し、加盟店も増え利用者も急増しています。
チャージ限度額も交通系で20,000円、商業系だと50,000円まで入金できるので、エステティックサロンでも十分対応可能で、クレジットカードとは異なり、即時決済の為、エステサロンでも審査は通りやすい傾向にあります。
[電子マネー決済の代行業者の一例]社名 | HPアドレス |
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楽天ペイ | https://smartpay.rakuten.co.jp/ |
Airペイ | https://airregi.jp/payment/ |
コイニー | https://coiney.com/ |
デビットカード
カードの使用と同時に、預金口座から引き落とされるのがデビットカードです。
高額な買い物でも現金を持ち歩かずに使えるので便利ですが、日本での使用率は現状低いです。
[デビットカード決済業者の一例]社名 | HPアドレス |
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JSIC | https://www.jpsic.co.jp/ |
SMBCファイナンスサービス | https://www.smbc-fs.co.jp/kb/ |
スマホ決済アプリ
100億円あげちゃうキャンペーンで一躍話題となったのが、スマホ決済アプリPayPay。
簡単に言うとクレジットカードや電子マネー、デビットカードの機能を持ったスマホのQRコードで行うサービスです。
他にも楽天ペイやLINEペイ、OrigamiPayと言ったものが有ります。
現在、新規参入も含めて成長段階にある為、しばし様子見と言ったところにしておいた方が良いかもしれません。
エステティックサロンも、キャッシュレス決済は必須となって来るのではないでしょうか!
まとめ
日本市場でも、クレジットカードに電子マネー、デビットカード、最近ではそれらの機能をスマートフォンで行うQR決済と、紙幣や硬貨など現金を使用しない「キャッシュレス決済」への移行の動きが活発化してきています。
そんな中で、エステサロンも「キャッシュレス決済」が出来るように考えて行かなければならないと思います。
過去の役務での高額チケット販売トラブルにより、クレジットの取扱いが難しくなっていたエステサロン。
新たな「キャッシュレス決済方法」を模索して行くことが、これからのサロンの安定経営に向けた必須事項の一つだと考えます。
「キャッシュレス決済」に関して、ご質問のある方は下記までお問合せ下さい。
1982年、エステティックサロンのプロデュースとコンサルティング、商品の提供などを主な業務とするエステティック総合商社・株式会社サンクを設立。
『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』を合言葉に、エステティックの正しい理論や新しい技術の普及に努めると共に、オーナーのヴィジョン『夢』とサロンの魅力が詰まったオンリーワンサロン作りを目指し、エステサロンの企画から経営までトータルでサポートしています。
主な著書:最新レジャー産業開発・経営モデルプラン、女性向け・新レジャー事業(綜合ユニコム)、SOINESTHE、ESTHE NET(新美容出版)
ビューティーソムリエールエステティック理論編(サンク)
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