エステ市場動向~2018年を振り返り、2019年を予測

エステイメージ

エステティックに携わって40年、エステ伝道師 清水收一が伝える<本物のエステティックを知って欲しい>

エステ業界2018年を振り返って

2017年から2018年に起こった「たかの友梨ビューティークリニック」(株式会社不二ビューティ)「ソシエ銀座」(株式会社ソシエ・ワールド)の大手エステサロンの経営交代から始まり、MUSEEなど大手脱毛専門店チェーンの経営不振・経営交代から起こった消費者クレームの声などでの風評被害も聞かれました。

そして、「不当景品類及び不当表示防止法」に抵触する優良誤認・広告表示法違反の典型であるBefore/Afterなども相変わらず横行し、エステ利用者の方々への信頼・認知等はもう一つ、向上して来なかった1年だったように思います。

脱毛イメージ

その影響か、マンションエステなど個人店、特にお一人で営業されていたサロンさんに影響が及んだのか、かなりの数が閉店された年だったように見受けられます。(エステ商品流通関連業者の談)

 

しかし、日本最大の国際総合ビューティ見本市「ビューティーワールド」(メッセフランクフルト ジャパン株式会社)などは各地で開催され、いずれも出店者と来場人数を拡大更新しています。

ビューティーワールド

ビューティーワールド2018

来場者に関しては、今は一般消費者も入場出来るように成っている(会場内で安くサロン卸価格で商品購入が可能)ので、増加傾向にあるのは当然です。

また、メーカー関連出店者もネットとの競争激化で売上作りに苦慮し、少しでも多くの取引サロン獲得を目指し、出店業者が増加しているのだと思います。

 

当初はエステティックに特化した見本市で、シンポジュームや情報収集の場としての役割と、各出展者もエステティック業界を育てようとしていて、そこでの売上獲得は考えず、会場での販売はお互いに慎む紳士協定が出来ていました。

 

そんな経緯を見て来た筆者としては、現在の会場における販売出展小間の賑わいと競い合いに戸惑ってしまいます。

 

これも時代の流れなのかもしれませんが、売上が全てではなく、エステティックを大切に思い、業界全体を健全に育てて行く考えを持った方が増えて行って欲しいと願っております。

エステトリートメント風景

サロンのメニューに関しては、コンプレックス改善テーマとしたものから大分健全な予防志向型メニューが増え、裏付けの疑わしい効果効能も、大分自粛されて来ていると見ています。

しかし、前述でも触れたBefore/Afterは、業界カタログ誌では今も多く掲載されています。

 

また、昨今は集客サイトやクーポンに振り回されたサロンに向け、フランチャイズに加盟すれば確実な集客が出来ると誘い、結果高額な機器などを購入させる業者が増えてきているように見受けられます。

 

経営や技術、集客方法を教える「塾」も数多く誕生してきています。

 

情報も多く飛び交っている今、本物を見極める『選択眼』が、そしてエステティックを永く大切に思う気持ちを持ち続ける事が必要な時ではないでしょうか。

 

これらを通して少しでもエステティックの普及と、業界の健全化のお役に立てればと願った一年もありました。

 

2019年新春

エステサロン業界動向2019

 

2019年、今年は5月に『新元号』が発令されました。

そして、2020年オリンピックに向け、海外からのお客様の受け入れ準備も本格的な展開を迎えています。

 

そこで、エステティック業界としては、海外からのお客様を受け入れ出来るサロン作りが望まれます。

 

ホテル・デパート内サロンやSPA、東京周辺や観光地での路面サロンです。

 

ネットなどでの誘致内容も、海外からのお客様を意図とした広告表現が必要かと考えます。

 

日本ならではの、エステを発信

 

日本でエステビジネスが登場して約50余年。

 

ヨーロッパなど諸外国から学んできたエステティック。

 

トリートメント・メニューや使用機材・化粧品も、比較的海外の物がお客様に提供されて来ました。

 

しかしながらここで、是非、日本らしいメニューや技術、トリートメントを海外のお客様に施して頂きたいと思います。

 

例えば・・・

 

』テイストの商材や技術を使った施術・・・

 

  • 和花のオイル・精油を使用してのマッサージ。
  • 技術もスエディッシュから離れて、指圧や柔道整復手技理論などを取り入れた、既に日本でも評価されている日本発信のエステティック手技

 

  • サロン環境に日本らしい演出、例えばBGMに“わらべ歌”や琴の音色・雅楽などを流し、間接照明に障子や雪洞・周り灯篭を工夫して見るのも素敵だと思います。

 

  • 日本の軟水・湧き水やお茶で解いたマスクや米粉のパックなどの和商材を使用のトリートメント。

 

くれぐれも「偽和」は避けたいものです。

 

10~15年前に、和風エステサロンが一時ブームに成りかけたことが有ります。

しかし、日本人から見ても如何なものかと思うような演出・企画でしたので、一過性で終わってしまった経緯があります。

 

侘・寂」ではないですが、控えめにしめやかに取り入れたいものです。

 

詫・寂イメージ

 

脱毛WAXをサロンで構築

 

欧米人の方々を中心に、腕や足の除毛は文化的なマナーとして、生活習慣の中でサロンに通われています

 

ですから、旅行中でも長期間に渡れば、その需要は必ず起こって来ます

 

ただ日本のエステサロンは、電気や光を使用した長期展望での脱毛施術サロンが多く、速攻性のワックス脱毛の普及率は低いのが現状です。

 

海外からの旅行者の方々は、施術できるサロンをインターネットで探しています。

今までホテルやデパートの中に入っているエステサロンでは、トラブルを心配してと、脱毛専門サロンでの悪評等も危惧して、脱毛をメニュー化していないサロンが大半です。

ワックス脱毛講習風景

ワックス脱毛技術の向上が大切です。

是非、この機会に、ワックス脱毛をきちんと学び、定番メニューとして展開することをお勧めいたします。

 

今のワックス脱毛商材は、質が以前よりもはるかに向上し、接触性の皮膚トラブルも減り、塗布温度も37℃と体温に近く、赤くなるような現象も減少しています。

 

ブライダルでも安全に使用出来るワックス脱毛を、海外からのお客様への営業メニューとしてお考え頂く事をお勧めいたします。

 

 

後はサロンのホームページに英語や、中国語などのサロン解説やアピール文を加え又、サロンのメニューやカウンセリングシートを英文などで用意して置けば、海外からのお客様がいつ来店されても大丈夫だと思います。

 

街のレストランや食堂でも、写真付きの英語や中国語のメニューを目にすることが有ります。

 

要は、これのエステサロン版を用意して行けばクリアできると考えます。

 

施術に関連した会話を、スタッフと一緒に勉強して見るのも楽しいのではないでしょうか。

 

 

『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』

 

 

まとめ

2018年を経て2019年、エステ業界の新たな課題や展望のついて記述致しました。

ここ数年は「東京オリンピック」を始め、「大阪万博」と世界的なイベントが日本で開催され、今までにない程海外から多くのお客様が日本を訪問されます。

我々エステティック業界もその為の対応と、海外のお客様に向けた営業発信を行って行くべきだと考えます。

海外のお客様に「日本ならではの・・」エステティック・トリートメントや手技、そして『おもてなし』を味わって頂こうではありませんか!

2019年、今年はその為の準備の年だと思います。

皆さんと『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』

ご一緒に頑張りましょう~!

エステティック総合商社 株式会社サンク
         代表取締役会長 清水收一

〒168-0082 東京都杉並区久我山4-12-10 倉本ビル2F

TEL03-3332-1990  FAX03-3332-2039
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