2021年3月号 春先の肌荒れ予防には保湿と心のリラクゼーションが肝心
コロナ禍におけるマスク生活により、女性の美容に関する悩みとして
“肌荒れやニキビ”がダントツの1位!
恐らく、サロン様に来店されるお客様にもその傾向を感じられるのではないでしょうか?
肌が敏感になる春先から初夏にかけて、
今年は特に注意が必要です。
ちなみに・・・敏感肌とは?実は、皮膚科学的には敏感肌の明確な定義はありません。体調変化やストレス、冷暖房などの温度差、花粉や紫外線などの季節的要因に敏感に反応して、トラブルが生じやすいお肌の事を、敏感肌と呼んでいます。
敏感肌の多くは、お肌が乾燥している状態です。
通常、肌の表面は外部の刺激から内部を守るため、細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)、皮脂膜が重要なバリア機能を果たしています。しかし、加齢や環境変化により機能が低下、肌は水分不足の乾燥状態となり、外部からの刺激に敏感に反応してしまうようになります。
◆サロンでの施術中も要注意!
何度も使っている化粧品や受けている施術も、お客様のお肌が敏感な状態だと、
お肌が炎症を起こすこともあります。
そんな時は、しっかりと鎮静し炎症を抑え、施術はそこでストップされるのが良いでしょう。
いざという時の救急処置
トラブルが出やすいこの時期は、いざという時のための事前準備を⁉
[Soins de PRO]
GLローション <高鎮静化粧水> 業務用500ml/店販用300ml
◆肌乾燥を防ぐには、毎日の自宅でのケアが重要!!
お肌の乾燥対策<推奨化粧品>
[Soins de PRO]
アクトレーゼ <保湿&エイジング化粧水> 店販業務兼用500ml
[Soins de PRO]
フリュイドローションNo.1 イドラタン
<保湿美容液> 業務用120ml/店販用40ml
◆自律神経の乱れに要注意
精神的なストレスにより自律神経が乱れるとお肌が敏感になり、
肌荒れなどのトラブルを引き起こします。
新年度がはじまるこの時期は、仕事や人間関係など様々な精神的ストレスを感じる時期でもあります。ましてやコロナ禍である今年度は想像以上にストレスがかかる事でしょう。
ストレスケアを考え、ドライヘッドマッサージをセットアップ
出来る限り日常感を遠ざけたトリートメントルームでのリラクゼーションマッサージ
お客様の心のケア意識し、環境づくりやメニュー提案を心掛けましょう。
◆春先の紫外線は要注意!早目の対策を
紫外線は一年を通して注意が必要ですが、量が増えはじめる春先から初秋にかけてはより徹底した対策が大切となります。
敏感に傾いたお肌にとって紫外線による攻撃は大きなダメージとなります。
紫外線対策というと暑い夏というイメージもありますが、
『紫外線から肌を守る』&『紫外線を受けた肌をケアする』
のは、春先から行動をはじめることが望ましいです。