2021年2月号 エステティック2021年上半期業界動向と対策②

 

〔これまで抑えつけられてきたカラダや肌、心のケアに対する需要が増加〕

 

<ある主婦のひと言>

「不要不急での外出自粛に旦那はリモートで在宅勤務、
子供達も学校以外は一日中家の中でエネルギーを持て余し暴れまわる・・・。」
主婦のストレスはすでに限界突破!!

 

「出掛けたくても出掛けられない」

「マスク着用で、オシャレも儘ならない」

 

そんなストレスを抱えた女性達が、ワクチン接種の普及などによりある程度の行動の自由が生まれることで、自粛生活の我慢で、ボロボロになったカラダや肌、心のケアを求めエステティック需要の増加が見込まれます。また、カラダ(コロナ太り)や心(疲労・睡眠不足)のケアは、女性だけでなく男性需要も高まっています。

 


そんな、ストレスが高じている方に贈る
2021年エステティックメニューとは…

 ”フェイシャルメニュー”のポイント 

 

●ストレスケアを考え、ドライヘッドマッサージをセットアップ

プロによるハンドケアを提供

頻繁に行うアルコールによる手指消毒により、ハンドクリームだけでは改善できないハードな手荒れが女性達を悩ませています。パラフィンパックによる水分ケアやオイルマッサージ後のODTなど準備しておくと良いでしょう。

マスクに覆われている部位へのアプローチ

フェイシャルトリートメント中の留意点として、マスクに覆われている口周りの保湿と炎症ケアが重要です。お肌の状態を確認し、使用する商材やマッサージなど変えることも視野にいれておきましょう。

目の周りへのアプローチをしっかりと施しましょう

 

上記のポイントを踏まえ、既存のメニューや技術を組み合わせながら、”コロナストレスケア”の特別メニューとしてご提案してはいかがでしょうか?しばらくプロのお手入れをされていない肌へのリフレッシュメニューとしての需要が見込めると考えます。メニューづくりにお悩みの際は、サンクが一緒に考えますのでご相談ください。

 

 

 フェイシャルホームケア商品の販売アイテムも一工夫 

 

マスク生活はまだまだ継続されていくと思われる一方で、ワクチン接種の普及により外出自粛が緩和され人と会う機会も増えていくだろう2021年を見越し…。

 

◇マスクに色や香りが付かないファンデーションの提案

◇マスクの色やデザインに合わせたアイメイク商品の提案

などなど、これからの生活を見越しての提案で、店販売上をつくっていきましょう。

 

 

 ”ボディメニュー”のポイント 

 

●出来る限り日常感を遠ざけたトリートメントルームでのリラクゼーションマッサージ

『音』『香』『触』を極める

●在宅によるコロナ太りに対してのアプローチ

『基礎代謝』を促進する筋肉・血流への積極的なアプローチ

●睡眠の質を高める肩・首を含めたヘッドマッサージ

 

フェイシャル同様にボディメニューにおいてもコロナ禍で溜まった不純物を取り除くと同時に、ストレスケアを重視した特別メニューのご提案が有効と思われます。メニューづくりにお悩みの際は、サンクが一緒に考えますのでご相談ください。

 

 

 ボディホームケア商品の販売アイテム 

 

コロナウイルス感染症の拡大により、人々の健康やストレスケアに対する意識は高まっています。入浴剤や健康グッズなど品揃えを再度考えてみてはいかがでしょうか?

弊社取り扱いのポール・シェリーバスオイル(入浴剤)は、代謝の調整やリラクゼーション(ストレスケア)に有効で、カラダの調整が大切なモデルさんやスポーツ選手などに多くのファンがいます。

 

 

コロナ禍における新たな試み

 

ズームなどリモートによる『無料カウンセリング・相談窓口』の開設

 

コロナ禍において感染リスクを避けるためにエステサロンへの来店を控えているお客様も、長期間の自粛生活でお肌はボロボロ…。

「肌のプロに相談したいけど、感染リスクを考えると控えないといけない…。」

 

 オンライン無料カウンセリング・相談窓口のメリット 

 

□オンラインなので感染リスクはゼロ

□メールや電話と違い、お顔を合わせてお話できるので説得力がUP

また、コロナによりこれまで通っていたエステサロンが閉店してしまい新しいサロンを探している方が増えているという話を耳にします。新規のお客様にとっても、オンラインでの無料カウンセリングや相談窓口があると、実際に来店する前に、サロンの雰囲気などを感じられるので有用なツールと考えられます。

 

 要注意 

オンラインカウンセリングでは、発言に細心の注意が必要です。

ZOOMなどのアプリケーションには録画機能があります。普段何気なく伝えている内容も、実は医師法違反や薬機法違反に抵触していないか慎重に考えて発言しましょう。