2019年5月号 サロン安定経営には、シニア世代&次世代シニアに注目

数年前より成長市場として注目されているのが、シニア向けのビジネスです。
スポーツクラブ、旅行代理店、大手スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど、シニア層向けのサービスや企画を通し業績を伸ばしています。

◆なぜシニア世代?

高齢化の進行を示す言葉として、高齢化社会・高齢社会・超高齢社会という言葉があります。65歳以上の人口が、全人口に対し7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。

ちなみに日本は、すでに「超高齢社会」に突入しています。
今後の見通しとして、2020年に約29%、2025年には約30%と増え続け、今後もその割合は大きくなると予想されています。また、定年退職に子育てからの解放、時間的にも金銭的にも余裕があるのが今のシニア世代です。

 

◆エステサロンにも追い風?増えるシニア世代のエステ利用

今のシニア世代(特に女性)の特徴のひとつが“コミュニティ”。
友人と食事会や旅行、趣味を楽しむなど非常にアクティブな生活を送っている方が増えています。
そのため、人と出会う機会が増えたシニア世代の女性は、健康的で若くみられたいと思っています。
フィットネスクラブやエステサロンへ通うシニア世代が増えているのもうなずけます。

シニア世代のキーワードは、「健康」「快適」「交流」

 

◆第二の人生のサポートをぜひエステサロンで

このように、今後ビジネスの柱となるであろうシニア世代へのアプローチは必要不可欠です。
シニア世代へ向けたメニューやイベントなどを通し、集客ならびに顧客化を図ることが、これからのサロン運営において欠かせないものとなることは間違いないでしょう。

 

では、具体的にはどうすれば?

まずは、若い世代とシニア世代の「美」の悩みに対する“思い”の違いを理解し、シニア世代が求めるものを施術テーマや手技に取り入れアピールすることが第一歩です。

 

 

 

 

“健康的で若くみられたい”というシニア世代の肌悩みは、老けた印象を与える“たるみ”“シワ”

上記のように、サロンに来やすい環境を整えてあげることが、口コミに繋がるきっかけにも・・・。

 

シニア世代への訴求方法は?

シニア層のお客様間では、口コミによる影響が大きいです。特に今のシニア層はコミュニティを形成している方が多いので、背後にいるご友人にも発展する可能性が見込めます。

コンプレックス改善では、結果が出ても口コミには発展せず・・・

では、口コミはどうすれば発生するの?

□ 身体の痛みが和らいだなど健康に関しての改善
□ 他のサロンではやっていないサービス