2021年6月号 コロナ禍でフェイシャルトリートメントを 我慢されてきたお客様へ

コロナウイルス感染症による生活の変化は、お肌の悩みや身体の悩みにも変化を与えました。長時間のマスク生活による肌の乾燥やほうれい線のしわ、目の周りのしわやたるみ、目袋など…。
※マスクを着けていることで目元のトラブルが強調され露わに!!!

 

 

「フェイシャルトリートメントを受けたい!
               でもマスクを外すのはちょっと不安」

 

 

そこで今号では、マスクをしたままできるフェイシャルトリートメントについてご紹介させて頂きます。ポイントを踏まえれば、お手持ちの技術で可能です。ご参考になれば幸いです。

 

 

 フェイシャルメニューから離れてしまっているお客様へのアピールに最適 

↑このままサブタイトルも含めコース名してお客様へのアピール

 

はじめに〔オンラインによるプレカウンセリング〕

 

 

トリートメント当日にマスクを外しての会話や接触がないよう、前日など事前にビデオ通話やZOOMなどを使ってプレカウンセリングをします。
※マスク下の肌の状態やお悩み、現在使っている化粧品など確認しておきます。

事前確認することで、当日のアドバイスやおすすめ化粧品など準備ができるのでスムーズなご提案に繋がります。

※ZOOMなど使えない方にも、お電話で事前に確認できることはしておくと良いでしょう。

 

トリートメント当日

 

 

お客様がご来店、聞き忘れたことなど確認し早速トリートメントルーム(お着替え)へ

施術でマスクが汚れる場合があるので、施術用に使い捨てマスクを用意しておき、お着替えの時にお渡しします。

 

➡➡➡いざ施術へ!!!

 

ここからは、トリートメント行程に沿ってポイントを説明していきます。

 1.背中のプレマッサージ 

・・・タオルの上から施術

 2.ヘッド~咬筋までのアプローチ 

・・・メイクはしたまま、またはマスク以外のところをウォータークレンジングなどで拭き取り施術を行います。

 

<ヘッドへのアプローチ>

後頭筋をゆるめる時は、圧迫されにくい横向きがオススメ

生え際を引き上げ、前頭筋をゆるめる

 

ターバンも不織布の使い捨てキャップなどを使用することで安心感アップ。
ヘッドマッサージもそのまま行えます。
(平ゴムタイプが髪の毛の跡が付きにくい)

 

 

 

<目の周りへのアプローチ>  目の周りは滞留したリンパを流すアプローチ

 

A.眉山… 上がっていると立体感が出て小顔効果
額が下垂することで眉山が分かりにくくなり”八の字眉”に😢
B.眼瞼挙筋… スマホなど下を向いている事が多い理由から眼瞼下垂の人が増加中。
C.目の下… たるみ・むくみが慢性化、
またマスクの紐による圧迫で涙袋はリンパが滞留。
D.ノーズシャドウ… 鼻筋のむくみ
⇒長時間のマスク着用により鼻が押しつぶされリンパが滞留。
(鼻炎や花粉症、口呼吸の方は特に)
E.眉間… シワやすくらみがなく平らになっている事が◎

 

 

<咬筋へのアプローチ>  咬筋はマスクの紐と紐の間をしっかりほぐす

マスクの中のほうれい線やほお骨はマスクの上から
しっかりほぐしていきます。
フェイスラインもマスクの上からしごけます。

 

 

<耳へのアプローチ>  耳の周りは老廃物を回収するリンパの密集地帯

耳周りのマッサージでコリをほぐし、リンパ・血液の流れをスムーズに

 

 3.デコルテ+首マッサージ 

 4.広頸筋ストレッチ&ピッチング 

 5.仕上げのヘッドアプローチ 

・・・デコルテ以降はマスクの有無は関係ないので、いつも通りの施術で終了!!!

 

トリートメント中はホットタオルジェルパッドなどで仙骨みぞおちを温めてあげると◎
⇒ストレスなどで乱れた自律神経の働きを良くしてくれます。