2021年2月号 エステティック2021年上半期業界動向と対策①

新型コロナウイルス感染症との闘いはまだ終わらない

新型コロナウイルスの世界的拡大から1年、未だ深刻な一途をたどっている現在。その影響から来る「経済の低迷」は、長期間にわたり数多くの業界に相互関連し起こっています。エステティック業界においても、ここ10年横這いを続けていた市場規模も大きく減少し、サロン、ディーラー、メーカーそれぞれが苦しい経営状況に追い込まれています。

 

日本では、医療従事者や高齢者、基礎疾患を有する方を優先としたワクチン接種を2月下旬より順次はじめられるよう急ピッチで準備が進められています。ワクチン接種が進むことにより一定程度の安心感が生まれ、経済も好転の兆しをみせると期待しておりますが、それにはもうしばらく時間がかかることでしょう。また、ワクチン接種後もコロナウイルス感染症対策については継続し徹底することが求められることは間違いないでしょう・・・。

【コロナワクチン接種の有用性について】
ワクチン接種により、コロナウイルスへの抗体ができ、発症および重症化を抑える事が期待できます。一方で、感染そのものを防ぐことができるかどうかは現状不明。

つまり、ワクチン接種を受けた本人は抗体のおかげで感染しても無症状(or軽傷)で過ごせるが、
保菌者として周囲に感染させる可能性はあるという事です。

 

とは言え、ワクチンにより人々の行動が活発になり、
経済活動も上向きになることは間違いないでしょう。

 

 

ワクチン接種などコロナに対する日本のこれからの対策を鑑みると、
2021年上半期のエステティックのポイントは・・・

□ 感染対策の徹底を継続

□ これまで抑えつけられてきたカラダや肌、心のケアに対する需要が増加

□ コロナ禍における新たな試み

 

〔感染対策の徹底を継続〕

コロナ禍においては、消毒や換気の徹底、検温、マスクの常時着用、空気清浄機の設置などなど
各々のサロン様で徹底した対策を行ってこられたかと思います。

⇒これら対策は、ワクチン接種普及後も引き続き行っていく事が必要となります。
当初は、一定期間の対策と思われていましたが、より長いスパンで継続していくものと理解し、現状の見直しや、新たな対策を取り入れるなど、サロン様の規模や状況を踏まえ考えていきましょう。

 

◆以前にも例として掲載させて頂きましたが、改めてお客様への『事前確認事項』を下記に掲載致します。

又、この際ですので、カウンセリングシートもコロナ感染問題による生活環境の変化やストレスの有無、在宅などによる肌や身体の変化が読み取れる内容に作り変えてみましょう。

 

感染対策については、店舗の大きさや、導線、施術メニューやスタッフの人数などにより必要な対策は多種多様です。お困りの時は、おひとりで悩まずに、サンクまでご連絡下さい。一緒に考えていきましょう。

 

ちなみに・・・空気清浄機では、現在O³オゾンで除菌・消臭を行う商品が感染予防として爆売れ中

【ポイント】
換気ができない空間でも、オゾンの高い除菌力で、コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染予防に有用であると話題に!