2020年8月号 STAY HOME!コロナ太りでお困りのあなた・・・

新型コロナウイルスにより、長期の自粛生活“STAY HOME”

ストレスに運動不足、生活の乱れにより「体重が増えた」「お腹周りが太って来た・・・」などといった声が多く聞こえてきます。徐々に自粛生活が緩和されていく中、薄着でボディラインがくっきりと分かってしまうため何とかしたいというお客様からの相談も多いのではないでしょうか?

まず大切なのは、“食生活の見直し”、そして付いてしまった“脂肪のケア”

今回は、食生活の基本知識をご紹介致します。

 

食生活の基本知識

食生活の基本は、摂取量<消費量

現在は慣れない自粛生活のストレスから食事の摂取量が増え、
一方で、外出自粛による運動不足など消費量が減ってしまっている

 

そこで、バランスの良い食生活のための基本知識をカテゴリー別に解説致します。
ぜひ、お客様へのアドバイスの参考にして下さい。

 

◆食事回数と時間について

食事回数の少ない方の場合:空腹を満たすために間食が増えて栄養のバランスが崩れやすくなります。
➡タンパク質不足による新陳代謝の低下、ビタミンが不足して疲れやすくなり、脂質・糖質の代謝にも影響を及ぼします。

ダイエット中は食事回数を減らす方が多いですが、回数を減らすと身体は摂取した栄養分を蓄えようとするため、逆に太りやすくなるので、3食きちんと摂ることをお勧めします。

 

夕食は就寝の3~4時間前

就寝時に胃や腸、肝臓が働いていると、身体や肌を修復する時間が減り、疲れが取れにくくなり、肌にも悪影響を及ぼします。就寝時には消化活動がある程度終わっているのが理想です。

間食はしない

間食(お菓子など)は、一般的に脂質や糖質が多く、高カロリーで栄養素が偏っているものがほとんどです。出来れば、食事と食事の間を6時間空けて、間食は避けるのが理想です。

どうしてもの時は・・・、
果物・和菓子・ヨーグルト・ナッツ類・ドライフルーツなど、栄養素として役立つものを・・・。

 

◆味付け

塩分を過剰に摂ると、身体は水分を溜め込みセルライトを作りやすくなります。
味付けが濃くならないように注意し、特に高血圧の原因にもなりやすい塩分は控えめにしましょう。

 

◆食事にかける時間と噛む回数

ライフスタイルや加工食品の普及、柔らかい食べ物への嗜好の変化などから、近年は、食事にかける時間や咀嚼回数が激減しているようです。

その結果・・・↓↓↓

顎骨や頭骨の発達に影響を及ぼし、骨密度や歯並び、記憶力・学力の低下など、様々な健康上の問題を引き起こしています。

 

咀嚼回数が少ない早食いはNG

満腹感を得る前に食べ過ぎてしまうことになります。
*食事を始めてから満腹中枢が指令を出すまでには、およそ15~20分かかります。

太らないためには・・・

噛み応えのある食材(根菜類など)を多く利用し、よく噛んで(一口30回が理想)ゆっくり食事をするよう心掛けましょう。

➡食物の消化吸収が促され、肝臓の負担が減り、唾液に含まれる消化酵素が増えるため肌の調子も良くなります。

噛む行為は、大脳皮質を刺激し、脳の中のコレシストキニンという化学物質を増加させます。それにより、ストレスによる恐怖や不安を減少させる働きがあります。

 

◆栄養バランスの良い食事

バランスの良い食事とは、食品の種類と量がきちんと組み合わされていることを言います。

分かり易い目安として、自分の手をメジャーとした手ばかり栄養法というものがあります。

 

お客様へのアドバイスの参考になれば幸いです。

ご不明な点は、サンクまでお問合せ下さい。