2019年1月号 新年のご挨拶

2018年、今年の漢字は『災さい/わざわい』

“災”が表わす2018年は・・・

●北海道・大阪・島根での地震や西日本豪雨、大型台風到来、記録的猛暑など、日本各地で起きた大規模な自然“災”害により、多くの人が被“災”した。一方で、自助共助による防“災”・減“災”意識も高まり、スーパーボランティアの活躍にも注目が集まった年であった。

●仮想通貨の流出やスポーツ界でのパワハラ問題、財務省での決裁文書改ざん、大学不正入試問題などの事件が発覚し、多くの人がこれらを人“災”や“災”と捉えた。
新元号となる来年に向け、多くの人が“災”を忘れぬよう心に刻み、良い年となることを心から願います。

2019年10月より消費税が10%に

ご存知のように、2019年10月より消費税が10%に上がります。今回の引き上げに関しては、これまでとは違い、軽減税率が取り入れられる他、クレジットカードなどのキャッシュレス決済の場合は、ポイントで還元するなどの新しい試みが同時に行われます。キャッシュレス決済については、問題も多いですが、一般消費者が、ポイント還元のあるキャッシュレス決済へと移行して行く事は間違いないでしょう。まだまだ詳細については不明な部分も多いですが、エステティックサロンにおいてもけして他人事ではない問題です。引き続き、我々も情報を集めサロン様に発信してましります。

 

新年 明けましておめでとう御座います。

謹んで新春のお喜びを申し上げます。

さて、2019年今年は5月に『新元号』が発令され、新たな気運が高まる年と成って来るのではないでしょうか。そして、2020年オリンピックに向け、海外からのお客様の受け入れ準備も本格的な展開を迎えます。エステティック業界としても、海外からの観光客を受け入れられるサロンの準備が望まれる一年となるのではと考えます。

『日本ならではの、エステを発信』

日本でエステビジネスが登場して約50余年。ヨーロッパなど諸外国から学んできたエステティック。
トリートメントにおける使用機材・化粧品も、比較的海外の物がお客様に提供されて来ました。
しかしながらここで、是非、日本らしいメニューや技術、トリートメントを海外のお客様に施して頂きたいと考えます。

例えば・・・
『和』テイストの商材や技術を使った施術・・・

  • 和花のオイル・精油を使用してのマッサージ。
  • 技術もスエディッシュから離れて、指圧や経絡を取り入れるなり、既に日本でも評価されている日本発信エステティック手技(ストレスアイズなど)を中心に。
  • サロン環境に日本らしい演出、例えばBGMにわらべ歌や琴の音色・雅楽などを流し、間接照明に障子や雪洞・周り灯篭を工夫して見るのも素敵だと思います。
  • 日本の軟水・湧き水やお茶で解いたマスクや米粉のパックなどの和商材を使用。

但し、くれぐれも「偽和」は避けたいものです。
10~15年前に、和風エステサロンが一時ブームに成りかけたことが有りましたが、日本人から見ても如何なものかと思うような演出・企画でしたので、一過性で終わってしまい存続はしませんでした。
「侘・寂」ではないですが、控えめにしめやかに取り入れたいものです。

『脱毛WAXをサロンで構築』

欧米人の方々を中心に、腕や足の除毛は文化的なマナーとして、生活習慣の中で当たり前にサロンに通われています。ですから、旅行中でも長期間に成れば、その需要は起こって来ます。海外からの旅行者の方々は、施術できるサロンをインターネットで探しています。この機会に、ワックス脱毛をきちんと学び、定番メニューとして展開することをお勧めいたします。今のワックス脱毛商材は、質が以前よりもはるかに向上し、接触性の皮膚トラブルも減り、塗布温度も37℃と体温に近く、赤くなるような現象も減少し安全性が高まっています。(ペロン・リゴーWAX)

ブライダルでも安全に使用出来るワックス脱毛を、海外からのお客様への営業メニューとしてお考え頂けると良いと思います。

その上で、サロンのホームページに英語や、中国語などでサロン解説やアピールを加え又、サロンのメニューやカウンセリングシートを英文などで用意して置けば、海外からのお客様がいつ来店されても大丈夫だと思います。街のレストランや食堂でも、写真付きの英語や中国語のメニューを目にすることが有ります。要は、これのエステサロン版を用意して置けばクリアできると思います。施術に関連した会話を、スタッフと一緒に勉強して見るのも楽しいのではないでしょうか。

2019年新春に当たり、新たな挑戦をお勧め致すと共に、ご一緒にお手伝いさせて頂きます。

『素晴らしくしようじゃないか、エステティック!』

本年も宜しくお願い申し上げます。

2019年1月元旦
株式会社サンク
代表取締役会長 清水收一